ぐらん亭

【台湾旅行】新感覚のお寺!地獄を体験できる金剛宮へGO!(2)

2回シリーズです (1)(2)

地獄へようこそ!

台湾の石門金剛宮のご紹介の続きですよ。

前回の記事はこちらです。

関連⇒【台湾旅行】新感覚のお寺!地獄を体験できる金剛宮へGO!(1)

金剛宮は奥行きがものすごくある、3階建てのお寺。

A~Fのエリアに分かれていて、ものすごくたくさんの
仏像・神像・地蔵がいたるところに祀られていますよ。

観音様や阿弥陀様といった仏教の神様たち、
道教の多彩な神様たち、羅漢様も合祀されています。

とにかく、数が多いです。

その中で、特にワタシがひっ!っておののいてしまった、
印象深いエリアをご紹介しますね。

まずは、煮えたぎった油を頭からぶっかけられるの図ですよ。

Dエリアの1Fの狭い入口入ったら、
地府、地獄が待ってます。

延々と続く地獄絵図。

そして、さっさかとワタシを置き去りにするクライアントと友達。

写真を撮ってこなかったのですが、
生きてるときにこういう悪いことすると、
地獄でこんな罰が待ってる

1つ1つに説明が付いてます。

人の悪口を言うと舌を抜かれる的な。

地獄の元締めの、閻魔様ですよ。

1体ごとにじっくり見てると、
このエリアだけで30分以上かかります。

だから、ひとりで置いてかないで。

なんでそんなに歩くの早いのあなたたち。

わかりやすく因果応報というか、
悪いことしちゃダメなのよってことが
大人にも子供にも強烈に印象づけられますよ。

まあ、ここ来たあと、普通の子供は
しばらく夜泣きするんじゃないかと思うけど。

地獄を抜けて階段を上ったら、そちらは天堂
天国ですよ。明るく開けた空間です。

もちろん、中華の神様たちのいる天国ですよ。

哪吒太子とか、封神演義や西遊記で
おなじみの神様が勢ぞろいです。

だがなぜ、子供を食っているのか

そしてなぜ、食われて喜んでるのか

こちらは、騎大鬼食という神様。
食べられているのは子供じゃなく、
鬼(幽霊や悪魔)なんだそうですよ。

天堂も、ゆっくりまわると30分くらいかかります。

金剛宮は日本人観光客にも人気があって、
週末は観光バスがたくさんやってくるとのことなのですが、
この日はワタシたちの貸切状態でした。

別のエリアにも行ってみましょう!

五百羅漢様に囲まれてきた

広い金剛宮には、多くの仏像、神像が祀られていて
お参りしがいがありますが、駆け足で。

金剛宮の一番奥には、臥仏様(寝大仏像)がいらっしゃいます。

金剛宮のサイト内の地図だと、Eエリアです。

参考⇒石門金剛宮四面佛

この建物は、高台にある金剛宮の中でも
見晴らしが特によくて、外階段をのぼると
こんなにきれいな景色を拝めますよ。

側面には、十八羅漢様が佇んでいますよ。

それにしても、植物とか空の色とか、
ほんとに沖縄に近いよなあ。

横の畑に、バナナ生えてるし。

さて、この建物の最上階には、
五百羅漢様がいらっしゃいます。

外階段から屋内に入ると、この眺め。

ひっ!?ってなりますよ。ひぃっ!?って。

そんなに広くない部屋ですが、
みっちりと羅漢様。密度たかっ!

羅漢様の間を縫って、お参りです。

ところどころにあるこのドラを叩きつつ、
羅漢様のお腹や頭を撫でながら、
願いを心の中で唱えるのだそうですよ。

笑顔で語らう羅漢様。

やる気をお見せになる羅漢様。

いろいろ思うところのある羅漢様。

相方の腹に突っ込む羅漢様。

とにかく、行けども行けども羅漢様です。

数えてないけど、ほんとに500体あるのかもしれないですね。
お寺の人に確認すればよかった・・・。今度聞いてきます。

広い金剛宮の中でも、DエリアとEエリアだけをご紹介しましたが、
このお寺には、お寺の名前にもついている四面佛、
個性的な六十太歳(中華の年神様)の像、
金運に恵まれるというでっかい蛙の像なんかもあり、
一回りしたあとは台湾の神様通になれますよ。

台北から往復3時間くらいかかるので、じっくり見てまわるなら、
半日ここで過ごす覚悟は必要かな。
2泊3日の台湾滞在だと、ちょっと駆け足になりますね。

ワタシたちはこのあと淡水に戻って、ちょい早めの夕飯をしました。

淡水名物のでっかいソフトクリームですよ。


最近、日本のテレビやガイドブックでも、金剛宮が紹介されるように
なってきたみたいで、知名度がアップしてます^^

土日には参詣者のために軽食を無料でふるまってくれるという、
太っ腹なお寺でもあります。
日程の合う人は、ぜひ台北から足を延ばしてみてくださいね。

石門金剛宮

住所:台湾 新北市石門區崁子腳41之3號
TEL:+886 2 2638 2076
お寺のサイトはこちら:石門金剛宮

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