ぐらん亭

【沖縄旅行】2015年度版 ふらっと久米島ひとり旅(4)

雨の中のパワースポットめぐりです

5回シリーズですよ^^ (1) (2) (3) (4) (5)

2015年5/23~5/24の久米島1泊ひとり旅、2日目は朝から雨。

8時ごろ起きて、ホテルの部屋の窓から外を見たら、湾の向こうの山が
雨雲で覆われてましたよ。

折りたたみ傘も持ってきたし、ゴム靴も履いてきたから、
天気は気にせず出かけましょう。

ホテルは素泊まりプランだったので、前日に松乃屋で食べきれずに
折詰にして持ち帰った鶏唐揚げとおにぎりで、簡単に腹ごしらえ。

10時前にホテルをチェックアウトして、町に出ました。

じんじんロードは、雨の中。

帰りのフェリーは14時に 出航するので、13時までには戻らなきゃいけません。

近場のパワースポットをいくつか歩いてまわることにしました。

那覇のフェリーターミナルで手に入れた、このフリーペーパーが頼りですよ。

では、行ってきます!

女神ゆかりのパワースポット~ 君南風殿内

今回の久米島の旅は、梅雨時ということもあり、海以外の
観光スポットをあちこち回るつもりできました。

前日は、五枝の松と、一番行きたかったミーフガーを訪れましたよ。

2日目に まず目指したのは、古い女神にゆかりのある、
君南風殿内(ナンペードゥンチ)です。

事前に、君南風についてネットで調べてみました。

神代に三人の姉妹の神がいて、その姉妹のうち、姉は首里の弁ケ岳に住み、二人の妹は久米島に渡って来た。そのうちの一人が君南風となり、久米島各地の神女を統治したが、もう一人は八重山のオモト岳の神になったという。

君南風様は、女神3姉妹のお一人なんですね。

南風という名の女神さま。なんとも、美しい名前だと思います。

琉球王朝時代には国王の姉妹がなる最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)の下、
各地の村に配置されたに三十三人の祝女(ノロ)たちのひとりとして、久米島の神事を
司る女性を君南風加那志と呼んだそうです。
「加那志」は琉球古語で、「様」の意味ですね。

君南風殿内は、君南風加那志が神事を執り行った、清らかな拝所ですよ。

ホテルを出て、県道242号線の上り坂をてくてくと、約40分ほど歩きます。

途中で、バス停発見。

時刻表です。1日5本か・・・。

まだ午前中ですが、雨が降ったりやんだりで蒸し暑く、
人通りがまばらなのを幸いに、ノースリで歩いてましたよ^^

着きました!君南風殿内です。

集落の端に、普通の民家のように佇んでました。
上から目線じゃない聖域って、いいですね。

ご挨拶をして、鳥居をくぐります。

まずは、お清めを。

拝殿に、おじゃまします。

お賽銭箱は、家の中にありました。

朝早いうちに、たぶん集落の方がお掃除をしているんだと思うのですが、
どこもかしこもきれいに掃き清められ、お香と白木のいい匂いが漂ってましたよ。

側面から。

久米島にお邪魔したご挨拶をして、一休み。

次の目的地に向かおうとしたら、雨雲が空を覆いはじめました。

君南風殿内の場所はこちら。

久米島の人々を守る神様へご挨拶~西銘ノロ殿内

那覇に帰る前に行っておきたかった、久米島のパワースポット。

そのうち、港から一番遠い場所にあったのが君南風殿内だったので、
本降りになってきた雨の中を、港のほうへ引き返しましたよ。

県道242号線から、横道に入ります。

道の先に、なにかあるね・・・。

具体的に、どう注意したらいいんだろう。ハブに。

この道では、ハブと子供に注意が必要らしいです。
同列でいいのか?

この道沿いには小学校があるのですが、日曜なので静かでしたよ。

この道の先、西銘集落の中には、観光名所が多いのです。

まず最初に、集落の守り神様の家に、ご挨拶を。

西銘ノロ殿内(ニシメノロドゥンチ)です。

かつて、首里王府から任じられた祝女(ノロ)が、
西銘、上江洲、久間地の3つの集落の祭祀をつかさどり、
火の神(ヒヌカン)を祀って神事を行っていた場所です。

今も、集落の人たちによって清らかに保たれています。

集落の中、普通の民家のような拝所。人の暮らしのそばで、
いつも神様は温かく見守ってくれています。

正面から。

神社の鳥居の代わりに、2本のヤシの木がすっと伸びて、
神様のおうちを守っていますね。

こちらの住所は、Google Map先生が把握してませんでした^^;

次にご紹介する上江洲家を目指すとすぐ近くに見つけられるので、
久米島に行かれる方はどうぞご挨拶に訪れてみてくださいね。

さて、集落を通り抜けるご挨拶を済ませたら、先へ進みますよ。

島の発展に尽くした名家のお屋敷~上江洲家

西銘ノロ殿内のすぐそば、同じ通りの向かい側には、
旧家 上江洲家(うえずけ)あります。

1754年に造られた琉球士族の屋敷で、国指定重要文化財建造物です。

ここは見物料が300円かかります。

この時点でお昼になっていて、13時までに港に戻らなきゃいけないので
中を見学するのは諦めました・・・。

フクギ並木と堅牢な石垣に囲まれた、赤瓦のお屋敷です。

雨に濡れた石畳も美しいですね。

正面から。

ほとんど盗撮だねw

久米島には上江洲さんという姓の方が多いのですが、
この上江洲家はかつて、お茶の栽培や紬の製法を普及させ、
久米島の発展に大きく貢献した家なのだそうですよ。

上江洲家の場所はこちら。

このあたりで、ワタシの久米島散策はタイムアップです。

来たときとは逆に坂道を下り、港へ向かいましょう。

続きは、こちら↓でどうぞ!

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