有名店の隣にある食堂 伍柒玖牛肉麵
台湾リピーターの間でよく話題になるのが、
どこでなに食べてもハズレがないよねってことです。
夜市の屋台もうまい、町の中の食堂もうまい、
高級店はもちろんうまい。
ワタシは台北に行くことが多いですが、
旅の楽しみのひとつが、町の小さな食堂で
いろんな味を食べ比べてみること。
伍柒玖牛肉麵(ウーチージウ ニュウロウミェン)も、
ひとりでぷらっと入って見つけた、お気に入りのお店のひとつです。
中山駅から歩いて10分くらいの、長春路にあります。
お隣は京鼎楼という、日本人に人気のある小籠包の専門店です。
京鼎楼は、日本にも支店があるんで、知ってる人も多いですね。
伍柒玖牛肉麵はその名の通り、牛肉麺が看板メニューのお店。
だがしかし、この店の小籠包(小籠湯包)は、侮れないです!
初めて行ったのは、2014年の9月。
そのときは、小籠湯包と餛飩麺(ワンタン麺)を食べました。
このときのスープのダシが、すごくおいしかったので、
今ではしょっちゅう行ってますよ^^
2015年2月に行った時は、ひとりディナーでした。
お店の入り口です。
メニューには写真と日本語がついてるのは、
場所柄、日本人のお客さんが多いからですね。
お店の中は、「食堂!」って感じです。
ワタシはいつも混雑時をはずしていくので、
この日も貸切状態でした。
こちらが、注文伝票。
小籠湯包は、8個で150元。
台北市内では、標準的なお値段かな。
ちなみに、小籠包と小籠湯包の違いは、
中にスープが入ってるかどうか、だそうです。
でも、ワタシは食べてもあんまり、違いがわからないです、いまだに。
むっちり、たぷたぷの小籠湯包
最初に頼んだ、燙青菜(50元)がきましたよ。
燙(tang)は、中国語で「やけどさせる」とかいう意味らしいです。
青菜をやけどさせた結果、レンズが曇るくらいアツアツ。
そして、小籠湯包がきました。
また、レンズが曇っちゃったよ^^;
ごらんの通り、形が不揃いで、手作り感ありまくりな小籠包です。
皮がしっかりしています。
このお店のスープは、
ほんとにコクがあっておいしいのですが、
小籠包の中にたっぷりそのスープが詰まってると、
これくらい皮がしっかりしてないと負ける気がします。
スープの味しかしないような小籠包なら、
はじめからスープを飲めばいいわけで。
敢えて小籠包を食べるのは、
スープ(肉汁)と皮の食感のハーモニーを
味わいたいからなわけよ。
料理の味は、バランスも大事だなとしみじみ思いますよ。
レンゲに乗っけて、一口でどうぞ。
濃い味付けの小籠包が好きな人には
おすすめです。
青菜はちょっと残しちゃったけど、ごちそうさまでした。
割と夜遅くまで営業しているので、
ちょっと小腹が空いたな、というときには助かります。
ところでワタシ、まだこの店の牛肉麺を食べたことがないんです。
看板メニューを食べてないのに店を語るのも
ちょっと気が引けるから、次回こそはぜひ。
伍柒玖牛肉麺(ウーチージウニュウロウミェン)
住所:台北市長春路45號
TEL:02-25633398
営業時間:10:00~22:00
定休日:年中無休
お店の場所はこちら。