ぐらん亭

【五所川原市 ぽっぽ家】太宰治の故郷で、しじみたっぷりのラーメンを食べてきました

しじみザクザクの塩ラーメンです


ひとり青森を満喫中の、南天ですよ^^

日ごろの運動不足ツケを
まとめて払う勢いで、毎日、
青森県をぶらぶら歩きまわってます。

青森に着いた日は弘前のホテルに
泊まり、翌朝早くから、津軽鉄道に乗って
太宰治の故郷、金木に行ってきました。

太宰治の生家、斜陽館と、そのすぐそばの
津軽三味線会館を訪れてきましたよ。

その帰りに、十三湖名物の
しじみラーメンをいただきました。

行ってきたのは、金木駅の2階にある
食堂、ぽっぽ家です。

こちらが、金木駅。

駅の入口に、木彫りの看板が
出てますよ。

駅内には、名物 しじみラーメンの文字^^

階段の踊り場に、写真入りのメニューが。

しじみラーメンを食べる!と決めて
やってきたけど、他のメニューもウマそー!

お店に入ってから、じっくり見てみようw

では、入店!

窓が多くて、明るい雰囲気!
そしてどことなく、かわいい感じの
インテリアですね。

上り、下りともに1時間に1本くらいしか
電車が来ない金木駅で、待ってる間に
ここでお腹を満たす人も多いんだろうな。

お店の雰囲気は、こんな感じ。

開店時間から間もないこともあって、
貸切状態ですw

眺めのよい席で線路を眺めながら、
さっそく、メニューを再チェック。

しじみラーメンのスープは塩ベースですが、
味噌、醤油味のラーメンもあります。
ラーメン以外にもうどんやそばやパスタの
麺ものがそろっていて、丼もの、カレーに
タコ焼き、りんごギョウザなんかもあるw
メニュー豊富な、地元の軽食のお店って感じね。

お目当てのしじみラーメンを食べたあと、
まだお腹に余裕があったら、
このにんにくギョウザも食べてみたい!

にんにくも、青森の名物のひとつだもんね!

でも、まずはしじみラーメンを注文。

お水を飲みながら待ちますよ。

この日は春らしい陽気で、窓からは
津軽鉄道の線路がよく見えました。
北国の春だねえ。

菜の花かな?
線路わきの黄色い花が、目にしみます^^

10分ほどのんびり待っていると、
やってきました!

ワタシのこの日のお昼ごはん、
しじみラーメン770円
(ネギ抜き)です!

スープは、塩ベース。

しじみが透けて見えてます!
いっぱい入ってる!

しじみが入ってることもあって、
ラーメンのスープというよりも
お吸い物みたいですね!

澄み切ってますw
塩分は、強すぎず、ちょうどいい具合。
しじみのダシが効いてますよ!

すっごくアツアツですが、麺が
のびないうちに、猫舌のワタシ、
果敢にいただきます!

細めの麺は、のどごしがよい^^

小さめのしじみですが、お箸で簡単に
身を取り出せます。

30個くらい入っているので、
一個は小さくても、たっぷり食べた感があるw

どんどんいこう!

しじみの身を殻から外すのに
夢中になっちゃったけど、20分ほどで
完食いたしました!

ごちそうさまでした。

貝殻の山ができましたよw

30個くらい入ってたんですが、
どこのお店のしじみラーメンも、
こんなにたくさんしじみを入れてるのかな。

ワタシはガイドブックに載ってるのを
見つけて、このお店を訪れたんだけど、
しじみラーメンは津軽地方、十三湖の
名物料理なので、いたるところで
扱ってるお店を見かけました。
食べ比べしてみるのも楽しそうですね^^

太宰治の本が好き!という人は、
ぜひ、寒い時期に金木を訪れて、
斜陽館を見学するついでに、
このお店でアツアツの
しじみラーメンを食べてみてください。
きっと泣けるくらい、
温かさが身に染みると思うわー。

ただし、青森県内でも有名な
豪雪地帯ですので、真冬は避けたほうが
よいそうですよ。
秋くらいがちょうどよいかも^^


ぽっぽ家

住所:青森県五所川原市金木町芦野90-1
TEL:0173-52-5880
営業時間:10:30~19:00(L.O.18:30)
定休日:不定休
駐車場:有

お店の場所はこちら。

おまけ。

沖縄に帰ってからゆっくり、旅の写真を
整理してUPしようと思ってますが、
少しだけ、この日訪れた金木の風景を
ご紹介します^^

二日間有効の「津軽フリーパス」を
前日に買ってあったので、目的地の金木まで、
JRと津軽鉄道を乗り継いでいきました。

かわいい造りの、金木駅。

駅の入口の看板。

駅から歩いて10分くらいのとこに、
太宰治の生まれた家、斜陽館があります。

道を挟んで、少し奥まった場所には
津軽三味線会館がありますよ。

ここでは一日に数回、プロの奏者による
三味線のライブ演奏が聴けます。
ワタシは、朝イチの演奏を
聴かせていただきました^^

津軽三味線だけじゃなく、世界中の
三弦の楽器が展示されていて、
それぞれの音色のサンプルまで聴ける、
三味線博物館という感じの場所でした。

もちろん、沖縄三線の実物も
展示されていましたよ。
音楽好きな方は、
行ってみてくださいね。
ワタシは大満足できましたw
勉強になった!

斜陽館と津軽三味線会館は
共通チケットで入れます。

共通チケットの定価は900円ですが、
購入時に津軽フリーパスを
提示すると、10%引きの
810円になります。
買うときは忘れずに提示しよう!

しじみラーメンをいただいたあと、
五所川原駅まで戻るときに乗った、
津軽鉄道の電車です。
この旅で、一番きれいに撮れた
1枚かもしれない。

青空の下、
気持ちよさそうに走ってますね^^

車体には、走れメロスって書かれてた。
ずっと走ってる、メロスw

仲間って素晴らしい!みんな一緒に
感動しよう!と、頭がお花畑になり、
ロード・オブ・ザ・リング三部作を
徹夜で観ろと友人たちに強要し、
友情を壊しそうになった前科が、
ワタシにはある。黒歴史。

友達が睡魔に負けそうになったら、
ほらほら、ここ!サムが、サムがね、
サムが助けに来てくれたの!とか言って
無理やり起こしていた。
いろんなとこが、人として失格だった。

友情の押し付けは、いかんね。
友達を信じることは、大事だけどね。
セリヌンティウスみたいにね。
メロスを疑ったのは一度だけって、
すごいよあの人。神か。

青森の旅の記録は、まだまだ続きます。

ぽっぽ家ラーメン / 金木駅

昼総合点★★★☆☆ 3.1

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