お店の雰囲気も味のうち
本格浙江料理の店、點水樓 懐寧店は、
台北駅から徒歩10分くらいのところにあります。
台湾のレストラン評価で5つ星のお店で、
日本のガイドブックでも紹介されている有名店なので、
名前を知ってる人も多いですね。
台北市内にいくつも支店がありますが、
台北駅から近い懷寧店は優雅な雰囲気が魅力。
夜市の屋台めしも楽しいし、おいしいけど、
たまにはしっとりと、大人の夜を台北で!
そんな気分のときにおすすめしたいレストランですよ。
地元カップル率が高いです^^
テーブルや椅子のデザインから照明まで、
古い中国をイメージした落ち着いた雰囲気です。
ラグジュアリーな空間、という感じかな。
でも、カジュアルな格好のお客が多くて、
子供連れでも気軽に入れそうですね。
この日は3人で、夜8時過ぎに入店しました。
平日の少し遅い時間だったからか、
予約なしでも待たずにテーブルを確保できましたよ。
お茶を飲みながら、メニューを。
写真入りなので注文しやすいですね。
一部、日本語の説明もあります。
牛肉ラーメンが、580元。
一人前じゃないとは思うのですが、
町の食堂で食べる牛肉麺が
50元以下な台北の食事情を考えると、
さすが5つ星というお値段ですね。
でも、この雰囲気の中でいただく
ラーメンの値段としては妥当な気がします。
お茶と雰囲気を楽しみながら、
料理が来るのを待ちましょう。
次のページに続きますよ^^
スープがたぷたぷの小籠包です
最初に、小籠包(5個110元/10個200元)がやってきました!
見るからに、スープがたっぷり入ってます!
では、いただきます。
肉汁でたぷたぷの、極上の小籠包です。
この小籠包は、「全台湾小籠包人気ランキング」の
ネット投票で3年連続、第1位になったんだそうです。
浙江料理は、あっさり、さっぱりとした味付けが特徴。
この小籠包も、くどさが全然ないので、
何個でもばくぱく食べられそうですよ。
メニューには、このスタンダードな小籠包の他にも
翡翠小籠包(ヘチマとエビの小籠包)や
松露小籠包(トリュフ入りの小籠包)、
辛い味付けの麻辣小籠包なんてのもあります。
5個ずつオーダーもできるので、
いろんな味を少しずつ試してみるのも楽しいですね。
小菜の種類も充実してます。
レンコンのピリ辛漬けと、さやえんどうのゴマ炒めです。
どちらも味付けはやっぱり、さっぱり系。
箸休めにちょうどいいですね。
こちらは、薺菜鍋餅(320元)。
平ぺったい皮に、薺菜(ナズナ)などの野菜を中心にした
具を挟み、たっぷりの胡麻をまぶして焼いたお餅です。
パリパリ、サクサクの食感と、胡麻の香ばしさが癖になります。
甘いあんこを挟んだ鍋餅は
台湾のあちこちで食べられますが、
この薺菜鍋餅は點水樓でしか
食べられない料理だそうです。
まだまだ、続きますよ^^
これは豪快!中華風バーガー
小籠包を堪能していたら、こんな料理がきました!
大きな豚肉の角煮です。
こんなの頼んだっけ?
と首を傾げていたら、お店の小姐が
あっ、すいません!切ってきます!と言って、
お皿を下げていって・・・
しばらくしたら、こうなって戻ってきました。
これを、こうして、食べます。
點水烤方(豚バラ肉の中華風バーガー595元)ですよ。
パンはふわふわ、そしてお肉はとろとろ!
あっさりしているけど、味はしっかりついてます。
このお値段(595元)で、
3人でがっつりいただけるボリュームでした。
お値打ちメニューですね^^
シンプルな料理なのに、なぜこんなに
テンションが上がるのかというくらい、
盛り上がりましたよ。
最後に来たのは、デザート。
芋泥小包(サトイモの小籠包 5個95元)ですよ。
小籠包の中には、みっしりとサトイモのあんが
詰まっています。
甘さは控えめ、大人のデザートです。
お店のサイトによると、リラックスできる空間を
意識して、お店をデザインしたとのこと。
落ち着いて食事したい
少人数のグループや、カップルにおすすめ。
機会があったら、
贅沢な雰囲気と味を楽しんできてくださいね。
點水樓 懐寧店
住所:台湾台北市懷寧街64号
TEL:02-8712-6689
営業時間:11:00~14:30 17:30~22:00
定休日:年中無休
お店のサイト:點水樓
お店の場所はこちら。