ぐらん亭

【那覇市 松原屋製菓】那覇の市場で沖縄の伝統菓子を立ち食いしてきたよ

閑散とした市場が新鮮だったわ


いよいよ今年も押し迫り!

あんまりぱっとしたことのない1年だったんで、
早く終わってほしいんだけど(個人的には)、
この時期はなんとなく気持ちが
しんみりするよな。毎年のことだけど。

さて、こないだちょこっと外出する用があって、
ついでに国際通りから、ドンキの角を曲がって、
市場本通りを歩き回ってきましたよ。

寒い本州から暖かい沖縄へ観光客が
押し寄せる時期なんだが、生粋の島人の
ワタシが見たことないくらい、閑散としてます。

お客さんが少ない中、元気に営業してる
お店がたくさんあって、ほっとした。

そろそろクリスマスって頃に、マンゴーやパイナップルが売られてたり。

このでかいマンゴーが、3個で550円とはお安い!

結納のとき出てくる、このお菓子。
松風(まつかじ)といいますよ。
縁起物だからなんとなく、高いイメージだった。
1個100円なのか。

このときは、30分くらい前に
A&Wでチキンサンドを食べてきたばかり。
満腹ではあるが、別腹は寂しかったのよ。

そこに、この店が登場だ。

この場所で、60年以上営業している
老舗のお菓子屋さん。松原屋製菓です。

沖縄の伝統菓子を中心に、レトロ感のある
洋菓子も扱ってるお店ですよ。

店の前には、大人のこぶし大の
サーターアンダーギーが。
1個80円ですって。

プレーン、黒糖、紅芋と、3種類のテイストがあります。
どれも美味しそうだけど、選べないw
このサイズで3個食べるのは、ワタシにはきついw

月桃の葉に包まれたムーチー120円
5個セット600円ですよ。

ムーチーは、旧暦の12月8日に仏壇に供えてから
家族で食べる習わしですが、年中見かけます。
月桃のいい香りと、独特のムッチリ食感。
ときどき無性に食べたくなるのよねぇ。

こちらには、ちょっとしたお祝いごとが
あると、自宅で山盛りにしてお客に出す、
おなじみののーまんじゅう150円

中味は粒あん、月桃の葉で蒸しあげた、
食べ応えのあるサイズのおまんじゅうです。
首里の「ぎぼまんじゅう」の看板商品ですが、
出来立てがすごくウマいので、
すぐに売り切れちゃうんだよね。
ちなみにこのおまんじゅうは冷凍できて、
ワタシの実家では解凍して蒸し直して
いただいてます。

駄菓子感覚で立ち食いするなら、
こっちのお菓子だろう。

黒糖味の沖縄風クレープ、ちんびん70円

ビンは中国語の「餅(bing:3声)」ですが、
チンはなんだろう。Wikipediaでは
「煎餅(jianbing)」説が紹介されてるけど、
日本のおせんべいと違いすぎてないか。

お隣りはなんとぅー餅100円
なんとぅは、漢字だと「年頭」と書きます。
文字通り、お正月に食べる、味噌味の蒸し餅です。

これも美味しいけど、今回はちんびんにしよう。

童心に帰って、お店の横で立ち食いだ!

まだほんのり温かいちんびんですよ。

がぶりと!いただきます。

ふわふわの食感、焦げた黒糖の香り、
コクのある優しい甘味と、クセになる
味わいですよ。

中央の黒いのが、生地に混ぜ込まれた黒糖です。

4口くらいで美味しく、完食いたしました!
ごちそうさまでした。

観光客が訪れることが多い場所だから、
こちらのお店には沖縄で年忌にお供えする
お菓子について紹介されてました。

こんなにたくさん覚えられない。
ちょっと間違ってもご先祖様は
それほど怒らない気がする。と思う
ワタシは罰当たりな子孫かしら。

こちらのお店は夕方には閉まってしまうので、
おやつと夜食用をまとめ買いするのが
おすすめですよ。市場歩きのエネルギーを
補給しながら、地元の味をお試しあれ!

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#グルメ #立ち食い #琉球菓子

お店の情報はこちら

松原屋製菓

住所:沖縄県那覇市松尾2丁目9-9
TEL:098-863-2744
営業時間:9:00~16:00
定休日:水曜日
駐車場:無

お店の場所はこちら。

松原屋製菓スイーツ(その他) / 牧志駅美栄橋駅安里駅

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.4

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