2017年9月追記:
残念ながら、2017年にリニューアルされ、
現在は「書店街」ではなく、
台湾で大手の「誠品書店」のみが
テナントとして入っています。
個人的に、とても寂しい(泣
移動が面倒くさい人にもおすすめのスポットです
旅行中に雨が降っちゃって、
観光スポットに行けないとか、
移動するのも大変とか、
そんなときにおすすめしたいのが中山地下書街。
実はワタシ、かなり重度の
ビブロマニア(活字中毒者)なんですよ^^;
MRT中山駅~雙連駅の地下、約1kmは、いくつもの本屋が並ぶ書店街です。
本屋の数自体は多くないのですが、1軒あたりの面積が広いので、
大きな図書館にいるみたいですよ。
ずら~~~~っと本が並んでて、胸がトキメキます。
台北駅の裏にも、書店街があって
そちらもよいのですが、
1か所でたくさんの本に囲まれる、
この地下書街が台北でお気に入りのスポットですよ。
4月の台北滞在中にも、時間ができるとふらふらと
立ち読みしに行っていました。
眺めるだけでも楽しめる本の数々、ちょこっとご紹介しますよ。
ここが、雙連駅側の入口です。
ここからしばらくは、空き店舗が続きます。
でも、シャッターに描かれた
ペイントアートを眺めて歩くのも楽しいです!
入口の柱も、おしゃれ。
かわいいアートが続きますよ。
さて、そろそろ本屋さんに着きました。
ああああ、ワタシこういうとこ、大好き^^
この書店街では、新古本が
50%OFFから売られてますよ。
こちらは、中国の皇帝の伝記シリーズですね。
5折のシールが貼られてるのが、50%OFFの印ですよ。
これは読んでみたい。中国皇室秘聞。
フルカラーイラストで、夢に出てきそうな
おどろなエピソードがいっぱいありそう。
6冊で500元なんていうセールも、
ほとんどの本屋で常時やってます。
最新の本も、定価の79%くらいで売られてますよ。
5冊まとめて買うと、75%になるのです。
日本の本の、中国語(繁体版)も多いです。
小野不由美の十二国記シリーズとか。
村上朝日堂とか。
こっちは、映画にもなった
台湾が舞台のマンガ、KANO。
これおもしろそうですね、職場の女王学。
孫氏の兵法を応用してるとこが、中華圏です。
こういう古典、いつかリタイアしたらじっくり読みたい。
映画や音楽のDVDも売ってますが、
これちょっと気になる。
太極拳のDVD、199元がさらに79%で。
次のページに続きますよ^^
参考書やガイドブックも安い!
ワタシは台湾の会社と、中国語の
ビジネスメールのやりとりをする機会が
あるのですが、日本で売ってる
中国語文書の例文集とかって、大陸対応の
簡体字バージョンがほとんどなんですよね。
台湾は繁体字を使ってるのと、
単語や言い回しが大陸と微妙に違ってるので、
まあ相手に意味は通じるけど、どうにもやりにくい。
ということで、台北に行くと
台湾人向けのこういう本を買って、日本で使ってます。
この日本語単語14,000って本、すごいですよ。
こんなページがあって、
辞書には載ってないような、
こんな単語まで網羅してくれてます。
メディア系のお仕事することがあるから、
この本にはとっても助けられてますよ。
遊戯王や犬夜叉や20世紀少年はともかく、
のだめカンタービレ=交響情人夢とか
デスノート=死亡筆記本になるなんて、
わからんじゃないですか^^;
あと、こういう本も、見かけたら買うようにしてます。
ビジネス文書の例文集は、
台湾で買ったのを何冊かもってますが、
日本語と中国語の対訳だから、
逆引きできて重宝してますよ。
親日の人が多く、日本語教育も盛んな台湾。
日本語学習本のコーナーも、充実してます。
日本語書信大全集ってビジネスメールの
例文集も使ってますが、すごく例文が多くて
便利ですよ^^
外国語の参考書コーナーの割合は、
英語4割、日本語4割、残りが韓国語や
タイ語といったその他の言語でした。
台湾は日本人観光客も多いし、やっぱり親日の国ですね。
お寺の多い台湾らしい、こういう本もおもしろそう。
好好拜拜。
お参りの本かな?
ああ、ワタシこういう本、大好きですよ。
老屋顔。
古い家並み探索の本です。
帯に書かれた言葉の大意は、
聴老屋説故事、看見老台湾的生活情味
(古い家の語る物語を聞き、
古えの台湾の暮らしに出会う)
いいねぇ^^
さて、この書街の通りの真ん中には、
ワゴンセールっぽいコーナーもありますよ。
中古ではなく、出版社からまわされてきた
新古本の在庫だと思うのですが、
5冊で定価の38%と、投げ売り状態。
最新のガイドブックも、割引価格で売られてます。
古典や歴史の本も、定価の79%で売ってますよ。
児童書もありますね。
ここでも、こういうのが人気です。
現地のガイドブックもいろいろ種類がありますよ。
日本のガイドブックには載ってない
グルメや宿の情報が見つかることもあるので、
ざっと目を通しとくのがおすすめ。
あんまり中国語できなくても、なんとなく理解できるし!
ところで、この表示。
「地下鉄24時間録画中 微笑んでください(請微笑)」
防犯カメラ作動中ってことだろうけど、
微笑んで、って、かわいいですね^^
何度行っても、何時間でも退屈せずに
過ごせる、楽しいとこです。
本好きな人は、歩きやすい靴を履いて
時間をかけて散策してみてくださいね^^
中山地下書街
場所:MRT中山駅からMRT雙連駅の間
営業時間:10:00-22:00
定休日:店によるが、基本年中無休
場所はこちら。