なにがどうでも、やっぱり鼎泰豐
この日は、10分ほど待ったところで
店内に案内されました。
店員さんはみんな笑顔で、
さすがのブランド力ですよ。
前もって注文票に食べたいものを
記入してあったので、それを渡して
席で待つこと、しばし。
最初に来たのは、きゅうりのピリ辛漬けです。
小籠包の食べ方マニュアルを見つつ、
ぱくぱく。
小籠包ですよ。一人なので、5個です。
まるで和菓子のように、
手間ひまかけて作られています。
18以上のひだが入っていて、
その分、スープがたっぷり入るのです。
そして、皮の薄さがダントツ。
それなのに、お箸で持ち上げても
破れない弾力がありますよ。
肉汁が、じゅわっ、じゃなく、
どばっと口の中に流れ込んできます。
スポンサードリンク
この後、鶏の小籠包(5個)がきて、
続いてきたのが、大好きなエビワンタン。
ワンタンの皮、これも小籠包と同様に、
薄いのに破れません。
しっかり、肉汁を閉じ込めてくれてます。
エビが続きますが、エビ焼売(5個)です。
プリプリのエビがしっかり入った、
食べ応えのある5個でした。
さて、お勘定です。
現在(2015年4月)のレートで、
2,500円くらいでしょうか。
他のお店と比べても高い感じはしません。
小籠包10個で200元、というのは、
他のお店と同じくらい。
そして、やっぱり、鼎泰豐だなあというのが、
食後の感想です。
味には好みもあるし、
もっと安くて、おいしいお店があるという声も
わかるのですが、芸の細かさというか、
自信と品があるんですよね。
小籠包という料理をここまで有名にして、
世界に売り込んだのはこの店だ、という
プライドを感じる。
忠孝店がなくなってしまったのはほんとに
残念ですが、南西店に移動したと思うことにして、
次回、台北に行ったら行ってみようと思います。
鼎泰豐は日本にもいくつか支店がありますが、
台北で食べるほうが、味は格段に上ですよ。
鼎泰豐 忠孝店(閉店)
住所:台北市忠孝東路四段218號
TEL:02-2721-7890
お店の場所はこちらでした(閉店)。